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風邪のひき始めにも効果的!穴の開いたれんこんパワー

たくさん空いた穴の形が楽しいれんこん。

「先が見通せる」ことから縁起物として

おせち料理に使われる野菜でもあります。

 

調理方法によってシャキシャキ、

ほくほくと食感が異なるのも魅力です。

 

今回は、そんなれんこんについてご紹介します。

 

 

れんこんの基礎知識

れんこんは漢字で「蓮根」と書きますが、正確にはハスの肥大した地下茎です。

観賞用のハスと食用のハスは品種が異なるものの、食用のハスにも美しい花が咲きます。

 


れんこんにはなぜ穴が開いているのでしょう?実はこの穴は、空気を運ぶ通気組織なのです。

ハスは水生植物なので、葉から取り入れた空気を効率よく送るために、この穴が発達しています。

 


れんこんは年間を通じて出荷されていますが、収穫時期は秋から冬。

特に、11月~1月に収穫されたものは、甘みや粘りが強く美味しいとされています。

 

夏の終わりころに見られるはしりのれんこん「新れんこん」は、

アクも少なくシャキシャキとみずみずしいので、サラダやきんぴらなどサッと加熱する料理に向いています。



れんこんの産地として有名なのは、茨城県の霞ケ浦。

なんと、全国生産量の約半分を茨城県が占めています。

 

れんこんの栄養素や有用成分

れんこんの成分は、可食部の約80%が水分、約15%が炭水化物です。

栄養素としてはビタミンCを多く含みます。

このビタミンCは熱に強く、加熱しても壊れないのが嬉しいポイント。

食物繊維が豊富なのも特徴です。



れんこんを切ると糸を引くような粘りがありますが、これは多糖類であるムチンを含むためです。

ムチンは粘膜を保護し、風邪やインフルエンザのウイルスの侵入を防ぐ作用があります。



切ったれんこんを放置すると色が変わってくるのは、タンニンのはたらき。

タンニンはポリフェノールの一種で、抗酸化力の高い物質です。

アンチエイジングの効果が高く、炎症やアレルギーを防ぐ作用もあります。

 

 

民間療法に利用されるすりおろしれんこん

れんこん農家では、風邪をひいた時にはれんこんのしぼり汁を飲むという習慣があるそうです。

ムチンやポリフェノールのはたらきで、のどの痛みが抑えられたり、弱った体でも消化吸収しやすいという利点があります。


生のれんこん汁をそのまま飲むのに抵抗がある方には、すりおろしれんこんを使ったスープがおすすめ。

すりおろしたれんこんに同量の水を加えて煮立て、お好みの顆粒スープと塩、しょうゆなどで調味します。

具を加えれば食事の一品にもなります。

自然なとろみがついた優しい味のスープです。

 

 

れんこんの選び方と調理上の注意

煮物などに用いるれんこんは、ずっしりと太いものが最適。

 

しっかり水分を含んでいるので美味しく煮あがります。

サラダなどに用いるれんこんなら細くて小さいものが

シャキシャキして柔らかく、美味しいものです。



皮に傷があるものや、切り口が変色しているものは避けましょう。

穴の中が黒いものも見られます。

もちろん食べられますが、時間が経つにつれて変色が進むものなので、穴の中の色は白い方が新鮮です。

 

 

 

れんこんの調理で、「酢水に浸ける」という下処理をご存知の方も多いのではないでしょうか。

これは、あく抜きと変色を防ぐためです。

スライスしたれんこんを酢水にしばらく浸けておくと、あくが抜け真っ白になります。

 

また、酢の作用で粘りが抑えられ、シャキシャキした歯ごたえになるためサラダなどには向いています。

変色を防ぐためであれば、水にさらすだけでも十分です。

ねっとりとした食感を楽しみたい場合は、切ったあと水に浸けるようにしましょう。



ビタミンCの他にもさまざまな効能成分を含むれんこんは、風邪のひき始めなど弱った体にもピッタリの食材です。

選ぶときには、太さや色に注意して、新鮮で水分を多く含んだものを選びましょう。

変色しやすいので、カットしたらすぐに酢水か冷水に浸けるのが調理のポイントです。

 

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